瀬戸内デザイン会議

EVENT

瀬戸内デザイン・カンファレンス
SETOUCHI Design Conference 2025

テーマ: VALUE・価値の共振
日程: 2025年8月24日（日）
場所: 能楽堂ホール tenjin9 （RSK 山陽放送本社１階）
〒700-0814 岡山県岡山市北区天神町9-24
参加費: 20,000 円（学生10,000 円）
共催: KOIA／瀬戸内デザイン会議／Forbes JAPAN
後援: 経済産業省、文化庁、日本財団、岡山県、岡山市、岡山商工会議所、
岡山経済同友会、岡山青年会議所、山陽新聞、RSK 山陽放送
運営: イシカワホールディングス株式会社

MISSION

瀬戸内デザイン会議は、20〜30年後の日本経済において、何が日本の未来資源になりえるのか、様々な領域で未来を見据えている識者たちの頭脳を持ち寄り、それぞれのヴィジョンを交感させることを意図した会議体です。経営者、デザイナー、建築家、編集者、アーティスト、ライター、投資家、教育者、研究者、料亭女将、僧侶など、領域を横断した参加者が集うことで、会議で生まれた構想を即座に実行に移せる、推進力を備えた会議体に育ちつつあります。ローカルを考えることはグローバルを考えることでもあり、そして地球を考えることでもあります。日本全体、あるいは世界に広がっていく未来産業のあり方について多様な視点から議論し、具体的な構想を広げ、実現していきます。

MEMBERS

青井茂

株式会社アトム代表取締役社長

青井茂│Shigeru Aoi

株式会社アトム代表取締役社長

1977年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。デロイト・トーマツ・コンサルティングにて特殊法人の民営化プロジェクトなどを担当。その後、産業再生機構にて企業の再生案件に従事。2019年に株式会社アトム代表取締役社長に就任。同年、「地方覚醒」を目標としたまちづくり会社、富山県・株式会社TOYAMATO、長崎県・株式会社IKASAGANを立ち上げる。2014年に元厚生労働省の官舎をリノベーションした「コートヤード HIROO」をオープンした他、宿泊施設やレストラン「Sabasu」などを手がけ、これからの社会における不動産価値を模索しながら世界を回り続けている。
青木優

株式会社MATCHA 代表取締役社長

青木優│Yu Aoki

株式会社MATCHA 代表取締役社長

1989年東京都生まれ。明治大学国際日本学部卒。株式会社MATCHA 代表取締役社長。内閣府クールジャパン・地域プロデューサー。学生時代に世界一周の旅をし、2012年ドーハ国際ブックフェアーのプロデュース業務に従事する。デジタルエージェンシーaugment5 inc.に勤めた後、独立。2014年2月より訪日外国人観光客向けWEBメディア「MATCHA」の運営を開始。「MATCHA」は現在10言語、世界180ヶ国以上からアクセスがあり、様々な企業や県、自治体と連携し海外への情報発信を行っている。
伊藤東凌

臨済宗建仁寺派両足院副住職／株式会社InTrip 代表取締役僧侶

伊藤東凌│Toryo Ito

臨済宗建仁寺派両足院副住職／株式会社InTrip 代表取締役僧侶

1980年生まれ。建仁寺僧堂にて三年間の修行後、両足院に入寺。2008年副住職に就任後、ヨガ、アート、伝統文化を組み合わせ新しい仏教の表現を提案し続けている。2020年7月には瞑想アプリ「InTrip」を立ち上げ、同名の株式会社の代表取締役僧侶に就任する。2020年よりサンフランシスコ化粧品会社と香港ウェルネステック会社の「Well being Mentor」を務める。国内企業のエグゼクティブコーチングも複数担当する。ホテルの空間デザイン、アパレルブランド、モビリティなどの監修実績多数。最新の著書に『忘我思考一生ものの「問う技術」』（日経BP、2023年）がある。
梅原真

デザイナー／梅原デザイン事務所代表／武蔵野美術大学客員教授

梅原真│Makoto Umebara

デザイナー／梅原デザイン事務所代表／武蔵野美術大学客員教授

高知市生まれ。高知県在住。「土地の力を引き出すデザイン」をテーマにデザインする。柚子しかない村の「ぽん酢しょうゆ・ゆずの村」。かつおを藁で焼く「一本釣り・藁焼きたたき」。荒れ果てた栗の山から「しまんと地栗」。4kmの砂浜を巨大ミュージアムに見立てる「砂浜美術館」。秋田県のビジョン「あきたびじょん」。島根県・海士町のアイデンティティ「ないものはない」のプロデュースなど。2025年、津波34メートル、黒潮町公認「防災缶詰・にげる」。四万十川の風景を教材とする「あたらしい学び方・しまんと分校」プロジェクト進行中。2016年、毎日デザイン賞・特別賞。武蔵野美術大学客員教授。
大原あかね

公益財団法人大原美術館代表理事／株式会社三楽取締役副会長

大原あかね│Akane Ohara

公益財団法人大原美術館代表理事／株式会社三楽取締役副会長

1967年9月生まれ。一橋大学経済学部卒業。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修了。2000年大原美術館理事、2011年同専務理事として館の運営に携わる。2016年7月、五代目の理事長に就任。現在、財団代表として法人の経営にあたる傍ら、社会福祉法人若竹の園理事長、公益財団法人有隣会理事、公益財団法人倉敷民藝館理事、公益財団法人倉敷考古館代表理事、公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構評議員、などを兼務。倉敷市在住。
大本公康

株式会社Big Book Entertainment 代表取締役

大本公康│Kimiyasu Omoto

株式会社Big Book Entertainment 代表取締役

1968年広島県福山市生まれ。1990年ノリタケカンパニーリミテド入社。1997年ツネイシグループ入社。2000年株式会社ジンダイニング専務取締役、2015年株式会社ツネイシLR取締役、同年株式会社せとうちクルーズ副社長、2018年株式会社TLB代表取締役を経て現在に至る。2021年尾道観光大使となり地域に根ざした事業を展開している。
岡雄大

株式会社Staple 代表取締役／株式会社Azumi Japan 取締役

岡雄大│Yuta Oka

株式会社Staple 代表取締役／株式会社Azumi Japan 取締役

岡山に生まれ、米コネチカットと東京で育つ。育つ過程で触れた世界の多様性や、旅をする中で触れた日本の地域ごとの文化的ルーツの複雑性に魅了され、旅をし続けることを仕事にしたいと考えるようになる。東京の大学卒業後は、スターウッドキャピタルグループの東京及びサンフランシスコオフィスで不動産やホテルブランドへの投資業務に従事。その後シンガポールで独立し、ホテルブランドへの投資戦略や経営企画に関するコンサルティングを行うが、2019年からStapleを創業。広島県瀬戸田と東京都日本橋に拠点を置き、都市一極集中ではない社会や、「成長なき繁栄」を見据えた場やまちの企画・開発・運営を目指す。
加計悟

倉敷芸術科学大学副学長

加計悟│Satoru Kake

倉敷芸術科学大学副学長

1977年岡山県岡山市生まれ。鹿児島大学獣医学科卒業。千葉県の動物医療センター勤務後、倉敷芸術科学大学教員として勤務。動物系学科で教鞭をとり研究の他、大学の管理運営担当副学長、法人本部の事務局次長、学校法人広島加計学園・副理事長、学校法人英数学館・副理事長として学園グループの運営に携わる。教育と地域との連携を常に念頭に置いて事業に取り組む。専門は獣医薬理学。
神原秀明

株式会社せとうちクルーズ取締役会長

神原秀明│Hideaki Kambara

株式会社せとうちクルーズ取締役会長

1970年広島県福山市生まれ。1995年大浜リゾート開発株式会社取締役。同年境ガ浜マリンアンドクルーズ株式会社代表取締役に就任。2000年以降、株式会社ジン・ダイニング代表取締役社長を歴任するなど、常石グループのサービス事業セグメントを一手に手がけ成長させる。現在は、株式会社せとうちクルーズ取締役会長。ベラビスタスパ＆マリーナ尾道、Onomichi U2、ガンツウ、LOGなど地元地域に根ざした事業を展開中。
黒川周子

株式会社esa 代表取締役社長

黒川周子│Chikako Kurokawa

株式会社esa 代表取締役社長

1994～2004年英国に留学。Social Anthropology学士。2004～2006年米国にも住まう。2008年くろかわちかこ事務所を設立し、飲食コンサルティング、ケータリング等、食に関わる仕事に従事。東日本大震災を契機に、2012年チームカーネーションズを設立。環境保全や教育に注力したチャリティー活動を行う。2022年株式会社esaを設立、環境マネジメントに携わる。同年より、江戸東京きらりプロジェクト推進委員着任。江戸東京の伝統ある技や老舗の産品等を新たな視点で磨きをかけ、その価値と魅力を国内外に発信。技の継承の実現を目指す。
桑村祐子

高台寺和久傳女将

桑村祐子│Yuko Kuwamura

高台寺和久傳女将

京都府、丹後半島の生まれ。ノートルダム女子大卒業後、大徳寺の塔頭で二年間住み込み修業。1990年より家業の料亭「高台寺和久傳」女将修行を始める。2007年に「高台寺和久傳」の代表取締役に就任。明治三年創業の料理旅館がルーツの老舗ながら、革新的なおもてなしで料亭文化の新しい時代を切り開く「和久傳」を率いる。郷里の丹後をこよなく愛し、植樹による森の再生活動から成る「和久傳の森」、食品会社やレストランを運営する紫野和久傳の取締役を務める。
小島レイリ

Tokyo Gendai ゼネラル・マネージャー

小島レイリ│Reiri Kojima

Tokyo Gendai ゼネラル・マネージャー

東京藝術大学博士課程修了（学術博士）。広報文化外交、営利・非営利の両分野、そして学術バックグラウンドをあわせ持つアート＆カルチャーのプロフェッショナルとして、国内外の第一線で活躍。アジア唯一のGoogle Arts & Culture Braintrust創立メンバー、米国カーネギーホール・ノータブルズジャパン創立運営委員などを歴任。外務省「JAPAN HOUSE」事業では創設期から参画し、官民双方で数多くの事業立ち上げを手がける。現在はインディペンデント・コンサルタントとして国内外の文化事業に従事する傍ら、国際アートフェアTokyo Gendaiのゼネラルマネージャーを務める。
白井良邦

編集者／株式会社アプリコ・インターナショナル代表取締役／慶應義塾大学 SFC 特別招聘教授／ひろしま国際建築祭総合ディレクター

白井良邦│Yoshikuni Shirai

編集者／株式会社アプリコ・インターナショナル代表取締役／慶應義塾大学 SFC 特別招聘教授／ひろしま国際建築祭総合ディレクター

1993年株式会社マガジンハウス入社。雑誌『POPEYE』『BRUTUS』編集部を経て、『CasaBRUTUS』には1998年の創刊準備から関わる。2007年～2016年、Casa BRUTUS副編集長。建築や現代美術を中心に担当し、「丹下健三特集」「安藤忠雄特集」、書籍『杉本博司の空間感』、連載「櫻井翔のケンチクを学ぶ旅」などを手がける。2017年より「せとうちクリエイティブ&トラベル」代表取締役を務め、客船guntû（ガンツウ）など、瀬戸内海での富裕層向け観光事業に携わる。2020年夏、編集コンサルティング会社である株式会社アプリコ・インターナショナル設立。出版の垣根を越え、様々な物事を〝編集〟する事業を行う。著書に『世界のビックリ建築を追え』（扶桑社）など。
神義一

グローブス株式会社代表取締役社長

神義一│Yoshikazu Jin

グローブス株式会社代表取締役社長

1979年東京都足立区生まれ。三井不動産リアルティ株式会社に20年間勤務。うち18年間、富裕層向けビジネスに従事。2008年不良債権化した不動産を流通させるため、一棟賃貸マンションの区分化分譲を事業化。2015年に日本初となるブランデッドホテル分譲を事業化。フォーシーズンズホテルレジデンス京都、パークハイアットニセコHANAZONOレジデンス、AMANEMなどを担当。2022年広島県尾道市にてグローブス株式会社を創業。ラグジュアリーホテルの開発・分譲から販売までを行う。日本の食、芸術、伝統文化をホテルという器で表現をし、地域に貢献している。
須田英太郎

チームみらい選挙対策委員長／scheme verge株式会社 Co-Founder

須田英太郎│Eitaro Suda

チームみらい選挙対策委員長／scheme verge株式会社 Co-Founder

東京大学大学院総合文化研究科修了。内閣府戦略的イノベーション創造プログラム（SIP）自動運転における社会受容性調査に参加。香川県小豆島にて地域住民と自動運転について対話を進めるなかで出てきた「実際に事業をやって欲しい」という声をうけて、地元事業者やAI特化型のインキュベーター等からの出資をもとに2018年にscheme verge株式会社を共同創業。都市工学とデータサイエンスを組み合わせてオペレーションに落とし込むノウハウを活かし、エリア活性化に関わるプロセスの再現性向上と、データによる改善判断の効率化・自動化に取り組む。共著に『モビリティと人の未来―自動運転は人を幸せにするか』（平凡社）がある。
角南篤

公益財団法人笹川平和財団理事長

角南篤│Atsushi Sunami

公益財団法人笹川平和財団理事長

1965年岡山県生まれ。公益財団法人笹川平和財団理事長、政策研究大学院大学学長特命補佐・客員教授、昭和音楽大学学長、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構客員教授。専門は科学技術・イノベーション政策。内閣府参与を経て、現在、内閣府沖縄振興審議会会長、文部科学省日本ユネスコ国内委員会副会長、内閣官房経済安全保障法制に関する有識者会議委員、内閣府宇宙政策委員会基本政策部会委員等を務める。民間においては、国連海洋科学の10年国内委員会共同座長、NIKKEIブルーオーシャン・フォーラム有識者委員会共同座長、JAXA宇宙戦略基金プログラムオフィサー、JAXA衛星地球観測コンソーシアム会長、月面産業ビジョン協議会共同座長等を務める。コロンビア大学政治学博士（Ph.D.）、ジョージタウン大学外交学学士（BSFS）。
高橋俊宏

株式会社ディスカバー・ジャパン代表取締役社長／Discover Japan統括編集長

高橋俊宏│Toshihiro Takahashi

株式会社ディスカバー・ジャパン代表取締役社長／Discover Japan統括編集長

岡山県生まれ。建築やインテリア、デザイン系のムックや書籍など幅広いジャンルの出版を手がけたのち、2008年に日本の魅力を再発見をテーマにした雑誌『Discover Japan』を創刊。編集長を務める。2018年11月に株式会社ディスカバー・ジャパンを設立し、代表取締役社長兼統括編集長を務める。雑誌メディアを軸に、イベントや場づくりのプロデュース、デジタル事業や海外展開など積極的に取り組んでいる。現在、環境省グッドライフアワード実行委員、九州観光まちづくりアワード審査員、長門市長門湯本温泉みらい振興評価委員、高山市観光経済アドバイザー、高山市メイド・バイ・飛騨高山ブランド認証委員会委員長など務める。NHKラジオ「マイあさ！」に隔月でゲスト出演、JFN「オーハッピーモーニング」に毎月ゲスト出演中などメディアを超えて、日本の魅力、地方の素晴らしさを発信中。
長坂常

建築家／スキーマ建築計画代表

長坂常│Jo Nagasaka

建築家／スキーマ建築計画代表

1998年東京藝術大学卒業後にスタジオを立ち上げ、現在は北参道にオフィスを構える。家具から建築、そして町づくりまでスケールも様々、そしてジャンルも幅広く、住宅からカフェ、ショップ、ホテル、銭湯などを手掛ける。どのサイズにおいても1／1を意識し、素材から探求し設計を行い、国内外で活動の場を広げる。日常にあるもの、既存の環境のなかから新しい視点や価値観を見出し「引き算」「誤用」「知の更新」「見えない開発」「半建築」などの考え方を提示し、独自の建築家像を打ち立てる。主な作品に「SAYAMA FLAT」（2008年）、「FLAT TABLE」（2009年）、「Aesop Aoyama」（2010年）、「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」、「HAY TOKYO」（共に2018年）、「D&DEPARTMENT JEJU by ARARIO」、「武蔵野美術大学16号館」（共に2020年）、「独忘＋EL AMIGO」（2021年）等がある。著書に『半建築』（フィルムアート社）など。
永堀敬太

株式会社SKYTREK 代表取締役社長

永堀敬太│Keita Nagahori

株式会社SKYTREK 代表取締役社長

1980 年埼玉県浦和市生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。イー・モバイル株式会社にて通信事業立ち上げに従事後、2009 年に株式会社みずほ銀行に転職し6 年間の在籍を経て、町おこし事業を行う株式会社せとうちホールディングスに入社。2016 年SKYTREK を設立・代表取締役就任。医療商社アスクラピウス株式会社代表取締役も兼任。複数の精神的親会社達と共に新しい空の移動インフラの確立、地方創生を推進中。
西山浩平

株式会社CUUSOO SYSTEM 代表取締役社長

西山浩平│Kohei Nishiyama

株式会社CUUSOO SYSTEM 代表取締役社長

兵庫県神戸市生まれ。東京大学在学中に桑沢デザイン研究所で工業デザインを学ぶ。同大卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て1997年に起業。翌年ELEPHANT DESIGN HOLDINGS設立。2011年にユーザー参加型オンラインプラットフォーム事業を株式会社CUUSOO SYSTEMとして子会社化。現在は国内外のインターネット事業への投資、事業育成に携わっている。グッドデザイン賞審査員、世界経済フォーラムのThe Global Agenda Councilメンバー、内閣府「知的財産による競争力強化・国際標準化専門調査会」委員など幅広い分野で活躍。東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了（工学博士）。
橋本麻里

学芸プロデューサー

橋本麻里│Mari Hashimoto

学芸プロデューサー

小田原文化財団甘橘山美術館開館準備室長、金沢工業大学客員教授。刀剣文化研究保全機構業務執行理事。国際基督教大学卒業。日本美術を主な領域とする執筆・編集、キュレーション、コンサルティング等に携わる。ゲーム「刀剣乱舞ONLINE」日本文化監修や「ラーメンどんぶり展」（2025年、21_21 DESIGN SIGHT）の展示ディレクション、JAL 日本美術カレンダー（ 2021 ∼ 25 年）の構成など、活動内容は多岐にわたる。近著に『かざる日本』（岩波書店）、共著に『図書館を建てる、図書館で暮らす』（新潮社）ほか編著書多数。国立美術館外部評価委員（文化庁）、文化審議会文化施設部会委員（文化庁）。
福武英明

株式会社ベネッセホールディングス取締役会長／公益財団法人福武財団理事長

福武英明│Hideaki Fukutake

株式会社ベネッセホールディングス取締役会長／公益財団法人福武財団理事長

ベネッセホールディングス取締役会長。また福武財団の理事長として、直島を中心に瀬戸内海の島々において現代アートや建築、デザインを通したコミュニティづくりや文化活動を展開中。2009年ニュージーランドにてefu Investmentの設立後、投資事業、企業買収を実施。2020年Still Ltdを創業し、様々な事業やイニシアティブを通して、世代を超えて残る新しい文化を興す活動に取り組む。
藤本壮介

建築家／藤本壮介建築設計事務所代表

藤本壮介│Sou Fujimoto

建築家／藤本壮介建築設計事務所代表

1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年藤本壮介建築設計事務所を設立。2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞（ラルブル・ブラン）に続き、2015、2017、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。国内では、2025年日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーに就任。2024年には「(仮称）国際センター駅北地区複合施設基本設計業務委託」の基本設計者に特定。主な作品にブタペストの「House of Music」（2021年）、「マルホンまきあーとテラス石巻市複合文化施設」（2021年）、「白井屋ホテル」（2020年）、「L’Arbre Blanc」（2019年）、「サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン 2013」（2013年）、House NA（2011年）、「武蔵野美術大学美術館・図書館」（2010年）、「House N」（2008年）等がある。
松田哲也

ヒロマツホールディングス株式会社代表取締役会長兼CEO

松田哲也│Tetsuya Matsuda

ヒロマツホールディングス株式会社代表取締役会長兼CEO

1969年広島県広島市生まれ。関西大学法学部卒業。株式会社神戸マツダ勤務を経て、1995年に株式会社広島マツダ入社。2006年、六代目社長に就任。2016年、広島の新たな観光名所「おりづるタワー」をオープンするなど、既存の枠に囚われない独特のビジネス手法で事業多角化を進め、国内外に現在30以上のグループ企業を抱える。2023年、ホールディングス化へと移行し更なる成長戦略を図る。また、2009年に一般社団法人広島青年会議所（広島JC）理事長、2013年に広島商工会議所青年部（広島YEG）会長を歴任するなど、地域振興と社会貢献にも情熱を燃やす。著書『2045年、おりづるタワーにのぼる君たちへ』（ザメディアジョン、2019年）がある。
松田敏之

両備ホールディングス株式会社代表取締役CSO

松田敏之│Toshiyuki Matsuda

両備ホールディングス株式会社代表取締役CSO

1978年岡山県岡山市生まれ。2003年中央大学経済学部卒業、住友信託銀行（のちの三井住友信託銀行）入社。2008年両備システムズ入社、2019年両備ホールディングス代表取締役社長就任、両備システムズ代表取締役社長を含む23社の代表取締役を務める。社長就任にあたり社員へ送ったメッセージは、仲間と共に「想像もつかない世界へ」。以後、M&A、新事業立ち上げ、既存事業の改革、不動産事業の強化、ミャンマーやベトナムで物流チェーン網を事業化するなど海外へも進出。経常利益100億を超える企業グループに育て上げた。瀬戸内・岡山の発展を常に考え、2022年には岡山駅近くに大型複合施設をグランドオープン、「住む人、働く人、訪れる人、みんなが幸せになる街づくり」を目指す。
御立尚資

ボストン・コンサルティング・グループ元日本代表
京都大学経営管理大学院客員教授／株式会社熟と燗代表取締役会長

御立尚資│Takashi Mitachi

ボストン・コンサルティング・グループ元日本代表
京都大学経営管理大学院客員教授／株式会社熟と燗代表取締役会長

兵庫県西宮市生まれ。京都大学文学部米文学科卒業。ハーバード大学にて経営学修士（MBA with High Distinction, Baker Scholar）を取得。日本航空株式会社を経て、1993年にボストン・コンサルティング・グループ（BCG）に入社。2005年から2015年まで日本代表、2006年から2013年までBCGグローバル経営会議メンバーを務める。現在は、京都大学経営管理大学院で教鞭をとりながら、熟成日本酒に特化したスタートアップ「熟と燗」会長、複数の上場企業の社外取締役を務める。大原美術館理事、東京芸術大学経営評議員など、アートに関わる仕事も。

世話人

石川康晴

イシカワホールディングス株式会社代表取締役社長
公益財団法人石川文化振興財団理事長

石川康晴│Yasuharu Ishikawa

イシカワホールディングス株式会社代表取締役社長
公益財団法人石川文化振興財団理事長

1970年岡山県生まれ。岡山大学経済学部卒。京都大学大学院経営学修士（MBA）。23歳でアパレル製造・販売会社、クロスカンパニー（現・株式会社ストライプインターナショナル）を創業。2011年からコンセプチュアルアートを中心に現代アートのコレクションを開始し、2014年には公益財団法人石川文化振興財団を設立。2022年秋に開催された国際現代美術展「岡山芸術交流」では第1回、第2回に引き続き総合プロデューサーを務め、地元岡山の文化や経済振興にも取り組んでいる。
神原勝成

ツネイシホールディングス代表取締役社長

神原勝成│Katsushige Kambara

ツネイシホールディングス代表取締役社長

1968年広島県福山市生まれ。1991年常石造船株式会社取締役。1998年常石造船株式会社代表取締役社長就任。2007年ツネイシホールディングス株式会社代表取締役社長を経て、2011年せとうちホールディングス株式会社設立。町おこしを中心とした事業展開をしつつ、祖父が開いた宗教法人神勝寺の伽藍の再整備、臨済宗中興の祖である白隠禅師の禅画のコレクションをはじめ、禅と庭のミュージアムなど建築分野まで色々と幅広く手がけすぎて蟄居をしていたが今年に入って蟄居は解除。神原・ツネイシ文化財団を設立。代表理事を務める。
原研哉

デザイナー／株式会社日本デザインセンター代表

原研哉│Kenya Hara

デザイナー／株式会社日本デザインセンター代表

1958年生まれ。グラフィックデザイナー。日本デザインセンター代表取締役社長。武蔵野美術大学教授。世界各地を巡回し、広く影響を与えた「RE-DESIGN：日常の21世紀」展をはじめ、「JAPAN CAR」「HOUSE VISION」「Ex-formation」など既存の価値観を更新するキーワードを擁する展覧会や教育活動を展開。また、長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、愛知万博のプロモーションでは、深く日本文化に根ざしたデザインを実践した。2002年より無印良品のアートディレクター。活動領域は極めて広いが、透明度を志向する仕事で、松屋銀座、森ビル、蔦屋書店、GINZA SIX、 MIKIMOTO、ヤマト運輸などのVIを手がける。外務省「JAPAN HOUSE」では総合プロデューサーを務める。2019年7月にウェブサイト「低空飛行」を立ち上げ、個人の視点から、高解像度な日本紹介を始め、観光分野に新たなアプローチを試みている。

PROJECTS

海島プロジェクト

海島は瀬戸内海に浮かぶ、全く新しい複合施設です。移動が目的ではなく、海の上に浮かぶことで全く新たな役割や機能を創出します。特定の地域に属さず、ゆっくりと自由に、瀬戸内海のどこにでも移動することで、島々と接点をつくり、瀬戸内海を活性します。
MAJO

MAJO が提供するのは単なる日本観光ツアーではなく、この国の根源に触れ、愉しむことができる、今までにないアプローチを持つ唯一無二の体験です。日本の文化・自然・歴史を読みときながら、それぞれの興味と関心をもとにオーダーメイドで提供する旅。日本語の「魔女」のように、まるで魔法をかけるかのように鮮やかにアレンジしていきます。
ひろしま国際建築祭

ひろしま国際建築祭は、建築で未来の街をつくり、こどもの感性を磨き、地域を活性化させ、地域の"名建築"を未来に残すことをミッションとして掲げ、3年に一度開催する建築文化を発信する祭典です。世界を舞台に活躍する巨匠から未来を担う若手建築家まで、彼らのドローイングや模型、インスタレーションなどを通じて、建築文化を切り口に、私たちの未来社会を考えます。